Wim Rietveld / DRESS BOY CHAIR / 1950s

1950年代初頭にウィム・リートフェルトがデザインした「Dress Boy Chair/ドレスボーイチェア」。
1955年にオランダの老舗寝具メーカー auping 社からベッドサイドチェアとして発表されました。
商品に製造年のクレジット等はありませんが1955年以降から1960年代に作られた商品だと思われます。
コートハンガーを連想させるバックレストにジャケットを掛けるとスラッと地面に伸びる黒い脚がドレスアップした少年にも見えることから名付けられたのではないかと想像できます。
戦後主流となっていたスチールパイプとプライウッドのシンプルな組合せ、無駄を徹底的に省いたデザインからリートフェルトのデザインセンスを感じ取れる商品です。