Friso Kramer / DRAFTING STOOL / 1960s

フリソ・クラマーがデザインし、1969年にアーレンド社によって生産された「Drafting Stool/ドラフティングスツール」。
座面下のハンドルを回すと座面の高さが自由に変えられる仕様となっており、高い位置だとカウンタースツールとしても対応可能です。
こちらのタイプは、全ての素材がスチール仕様と非常に珍しく、座面裏にはオランダのどこかの大学で使われていたであろうステッカー跡と落書きも残るダッチインダストリアルデザインの歴史を感じ取れる個体となります。
ハンドルにはアーレンド社のロゴマークがさりげなく刻印されており、この構造はウィム・リートフェルトとの共作「ドラフティングリプライテーブル」にも採用されています。